高周波誘導加熱塗装設備

高周波誘導加熱乾燥炉(IH乾燥炉)

高周波誘導加熱式乾燥炉は高周波誘導を利用しワークを過熱するので従来の乾燥炉よりも大幅に乾燥時間を短縮することが出来ます。油分は高周波誘導加熱により気化してしまうので、従来の脱脂作業の必要もありません。その他のメリットとしては乾燥炉本体を大幅に小型化することが出来るために、作業スペースの確保も大幅に改善することが出来ます。

高周波誘導加熱を使った乾燥設備では、ワーク自体が加熱されるために塗膜の内側からムラ無く均一な塗装をすることが出来ます。通常の粉体塗装では乾燥炉の温度を170℃から200℃にしなければなりませんが、IH乾燥炉ではその必要がありません。また小さな金物などでは乾燥炉がなくても綺麗にワークを観想させることも出来ます。当社ではお客様の塗装するワークに合わせて最適な設備のご提案をしています。ぜひご検討してみてください。

画像は簡単な高周波誘導加熱式塗装乾燥炉のイメージになります。粉体塗装をして高周波(IH)でワークを加熱。その後乾燥炉で予備乾燥をします。乾燥炉を通ったワークは熱いため冷却室で冷やします。この設備を取り入れた場合、一般的な乾燥炉よりも低い温度での乾燥が可能になり、ランニングコストを抑えるといったメリットも期待が出来ます。高周波誘導加熱乾燥炉(IH乾燥炉)に関するお問い合わせはこちらからお願いします。
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